このたび、多胎育児支援に対する社会福祉政策に関する調査のご依頼をいただき、サークルとして全面協力する運びとなりました。

研究の目的・意義

昨今、多胎育児支援策はその必要性が認められつつあり、地域での福祉政策として重要視されてきています。

しかし、未だ地域偏差があることからも、地域住民がどのような社会政策を望み、必要としているのかを検討する必要があると考えています。

また、併せて多胎育児における幸せの状態を明らかにすることで、地域における安心した幸せな育児を目指すことができると考えています。

しかし、多胎育児に関する社会政策(制度・活動)に関しての研究と、幸福を生み出す地域福祉(=増進型地域福祉)の関連研究は明らかとなっていません。
約100 件に1 件の出産だからこそ、地域特性に応じた社会政策が必要であることからも、これらの解明は、地域における多胎育児支援の一助となると考えています。

今回の研究によって困難を抱える多胎家庭の課題が解決されるとともに、地域や社会にとってもより良い結果につながることを願ってやみません。