今年の11月の中旬から三重県でスタートした新しい事業のご紹介です。
これは産前産後の多胎家庭にはかなり嬉しい朗報です!

妊産婦のほっとスポット構築モデル事業とは?
三重県では、妊産婦に対して、母子生活支援施設の一部を自宅以外でのレスパイトケアの場として提供し、その場で育児技術の指導や傾聴による心のケアなど、妊産婦が抱える不安に対する寄り添いや、疲労の回復を手助けするなどの伴走型支援を行う妊産婦のほっとスポット構築モデル事業を実施します。

ほっとスポット事業ですが、妊産婦さんに母子生活支援施設にお越しいただき、日中施設で過ごしていただく事業です。
実際に利用された方は、施設職員がお子さんのお世話をしている間にお母さんはお休みになられたり、読書をされたり、職員と一緒にお子さんをお風呂に入れたり、離乳食を食べさせたりと、利用方法は様々です。

対象

  • 県内にお住いの妊婦、産婦(産後概ね2年まで)、乳幼児(兄姉含む)
  • お母さんの体調や育児に不安がある人
  • 多胎の妊産婦など、特に支援が必要と認める場合については、対象者とします。
    多胎の場合は、産後概ね3年(※1)までの方が対象となり、子どもひとりにつき7回利用ができます。(例えば、三つ子の場合は計21回利用可)

※ただし、妊産婦及びその子において医療行為の必要な場合は除きます
※1 三重県 子ども・福祉部 子どもの育ち支援課へ確認済

事業内容

  • 利用料無料の日帰りサービス(利用時間午前9時から午後4時)
  • 妊婦、産婦に対する相談・支援・指導及び子どもと離れた休息時間の提供
  • 兄姉(乳幼児等)を同伴する場合の保育
  • 助産師のアドバイス(週に1度実施)

受入施設

施設1

名称:母子生活支援施設 菜の花苑
住所:四日市市前田町14-20
利用予約:利用希望日の3日前まで

施設2

名称:母子生活支援施設 みのり苑
住所:津市一身田平野362-1
利用予約:利用希望日の2日前まで

 

当事業が行われるきっかけとなったのは多胎のお子さん、4か月以上のお子さん、上のお子さんを同伴する方など元々は産後ケア事業の利用がしづらい方に何か利用できる事業や場所が作れないか、という視点が出発点となっているそうです。
県職員の皆様、本当にありがとうございます!

11月の中旬から開始し、多胎のご家庭にも多くご利用いただいているとお伺いしました。

利用される場合は、市町の窓口へ連絡していただくとスムーズですが、県のHPからもお申し込みが可能です。
詳しくは下記の県HPをご覧ください。
また利用されるお子様の年齢や産後年数などは利用者の状況にもよるため、一度担当窓口までお問合せされるほうが確実です。

【三重県公式HP】妊産婦のほっとスポット構築モデル事業

もし利用を考えてらっしゃる方、実際に利用された多胎家庭の方、いらっしゃいましたら体験談としてふたばでは記事にして情報共有したいと考えています。
ぜひお問合せフォームよりご連絡いただけましたら幸いです。
ZOOMなどオンラインでインタビューさせていただければと存じます。