先日開催した『二人乗りベビーカーによる路線バス試乗会』について中日新聞三重版でも試乗会について紙面で取り上げていただきました!
こちらの記者様はおもいやり駐車場でも取材をしてくださった寺岡様です。
いつもありがとうございます。

中日新聞WEB版
https://www.chunichi.co.jp/article/673471?rct=mie

以下記事本文です。

2人乗りベビーカーでバス利用するには?

ためらい解消ヘ試乗会

双子や三つ子など多胎児が使う二人りベビーカーのバス試乗体験会が十五日、三重交通四日市営業所(四日市市)で開かれた。
横型のベピーカーは幅が広く、乗車をためらう親も多い。
気楽にバスを利用できるようにと、多胎児を育てる親らでつくる市内のサークル「ふたば」が企画した。
(寺岡葵)

二人乗りベビーカーのバス利用を巡っては、国土交通省が2020年、固定ペルトなど転倒防止の装置があるバスでは、基本的に折り畳まない、とする指針を出した。
三重交通では現在、所有する路線バスの約二割に当たる百十一両が該当する。

ふたば共同代表で2歳9ヶ月の双子を育てる中口由里子さんは、指針を知りベビーカーでバスを利用しようとしたが、乗り方が分からなかった。
他の多胎児家庭からも「乗る勇気がない」との声を聞き、三重交通に体験会を提案した。

この日は七組の親子が参加。
運転手の補助を受けながらベビーカーを乗せ、固定ベルトの強度や設置スペースの広さなどを確認した。

生後10ヶ月の双子を育てる市内の鈴木美紗登さんは「思ったよりしっかり固定されていて、子どもとの距離も近く安心」と笑顔を見せた。

中口さんは「折り畳まずに乗れるバスはありがたく、全車両が対応できるようになってほしい」と求めた。

三重交通四日市営業所の服部孝史所長は「できる限りの協力をしたいとあらためて感じた。ためらわずに利用していただけるよう社員教育も徹底したい」と話した。