2023年3月16日 | お知らせ, イベント・集会, 多胎支援活動
三重交通株式会社様(以下敬称略)のご協力により、二人乗りベビーカーによる三重交通路線バスへの乗り降り試乗イベントを開催することが決定しました!
今回多くの方、特に三重県の方々に、バスに二人乗りベビーカーでも乗車できるという認識が広がることを願って、ふたばの運営メンバーで企画させていただきました。
今回の企画についてふたばメンバーの想い
ぜひ双子や三つ子などの多胎家庭の方、年子さんで二人乗りベビーカーをお持ちの方、参加してみませんか?
ご家族、兄弟の方も奮ってご参加下さい。
イベント詳細
- 開催日:4/15(土)10:00〜12:00
- 開催場所:三重交通四日市営業所
(〒512-0934 三重県四日市市川島町4102−1)
- 先着10組様
すでに2組の方予約頂き、残りあと8枠です😊
【持ち物】
2人乗りベビーカーを持ってご来場ください。(縦型、横型種類は問いません)
事前予約が必要です(3/31締切)
参加希望の方は事前に予約をお願いします。
お問い合わせフォームまたはふたばLINE公式アカウントより下記5点を添えてご応募ください。
締切3/31まで💐
- お名前(フルネーム)
- お子様のお名前・年齢
- ベビーカーの種類(DUO シティ 縦型、ココダブル 横型など)
- 連絡先電話番号(開催中止時やコロナの関係等で緊急時にご連絡する場合があります)
- 参加希望の時間帯 下記よりお選びください🌱
※3部制で行う予定ですが人数少なければ10:00〜開催予定です。
その際は、分かり次第ご連絡いたします。
※メディアが来るので、取材を受ける可能性があります。
※バス会社の方も2人乗りベビーカーの乗せ方など、勉強を兼ねて参加されます。
※ふたばの活動報告用としてイベントの様子を写真撮影させて頂く場合があります。
ご協力のほど宜しくお願いします。




2023年2月9日 | お知らせ, 多胎支援活動
2022年9月、当サークル代表の中口が発起人となり、同じく共同代表の古川と共に600名以上の『多胎家庭おもいやり駐車場利用期間延長』署名を三重県に提出しました。
そしてついにこの春、2023年4月1日よりおもいやり駐車場の利用期間が
☑多胎家庭 産後3年
☑単胎家庭 産後2年
と従来の産後一年半から大きく延長されました!✨
三重県公式HP「三重おもいやり駐車場利用証制度」における妊産婦の利用期間を延長します
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0323400087.htm
特に多胎家庭の「3年」は国内最長の利用期間となります。
この場を借りて
情報拡散や署名活動にご協力くださった皆様
お力添えくださった三重県市町の議員の皆様
そして決断してくださった三重県庁の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
発起人:中口より
まさか本当に期間が延びるとは思わなかったので驚きと嬉しさが同時にきました!✨
利用期間延長が決定した時は「やったーーー!!」ともう喜びまくりました。
1人でその日は普段は飲まないお酒を飲みました!笑
多くの方々の支えでこの活動が出来たと思っております。
そして活動を通してみなさんに【多胎育児について】知って頂けて嬉しかったです。
今回のおもいやり駐車場 利用期間延長の件は、まだ小さな1歩にしかすぎないと思いますが
多胎育児する方達が「よし!今日は外に行ってみよう」と外出するきっかけになったらいいなと思います。
署名を集めようと思ったきっかけ
子どもが1歳2ヶ月ごろ、もうすぐ1歳半のおもいやり駐車場の利用期限が切れてしまう
まだ歩けないしベビーカーも必須だし…どうしよう?!という焦りからでした。
その当時は思いやり駐車場がどこの管轄かも知らない、市か県なのか、分からず市役所に連絡してしまいました。
その時の回答が「県の管轄なので、署名してみては?」(※もっと色々とお話を聞いて頂きました)
その、署名したら?の一言がありやってみよう!!!と思ったのですが、、、
どうしたらええんや?!と😇😇😇
地域の子育てサークルに所属して、そちらの先輩方に相談しました。
そこで協力してくれる、今のふたばの仲間に出会うことも出来ました。
今回、初めての署名活動で右も左も分からない状態。見切り発車でスタートしたこの署名活動。
署名していただいた方、署名に気付き拡散していただいた方、改めてこの場を借りて心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
協力してくださる議員の方々との出会い
Twitterで[四日市・市議]で検索し、その時まったく政党名、何に力を入れているとか、活動されているかも見ずに色んな方に協力してほしいとDM飛ばしました。
(あの時は急に連絡した方すみませんでした)
そこで四日市市議会議員 谷口周司さんと出会いました。
谷口市議を筆頭に各市町県議さんと集まって、多胎育児についての現状をパワーポイントにまとめてお話ししました。
実際に縦型ベビーカー、横型ベビーカー、車椅子を並べてそれぞれ押してみたり
- 子どもを車に乗せる方法
- トランクに乗せる方法
- ベビーカーの置き場所がないね
- 1人乗せてる時、もう1人が見えなくなるね
- 縦型にはしなかったの?
- 車椅子より幅が大きいね
- 多目的トイレも作りによっては入れないね
- 買い物も幅が狭くて大変だね。
- 病院はどうしてる?
- カフェとかはどうしてるの?
と、たくさん議員さん達に多胎育児について知っていただき、実物を見て触って、いろんな感想を頂きました。
三重県議会での一般質問で利用期間延長について石垣 議員がこの件を取り上げくださったときは、私共多胎家庭の悔しさや想いまで議会へ届けてくださったように思えて胸が熱くなりました。
私どもだけではこんなに短期間にルール改正までは至らなかったと思います。
議員の皆様のお力添えあってのことです。
特に中心となってサポートしてくださった
- 四日市市議会議員 谷口周司様
- 三重県議会議員 石垣 智矢様
- 自民党青年局の皆様(三重県議会議員 小林 貴虎様 ・四日市市会議員 平野 貴之様・菰野町議会議員 広田 なおき様、加藤 大輝様・津市議会議員 保田 勝平様、中田 耕平様、山路 さゆり様、龍神 啓介様・松阪市会議員 森 遥香様・伊賀市議会議員 西口 和成様 他多数の議員様)
その節は大変お世話になりました。
そして今後も多胎支援拡充に向けて、ご助力を賜りますと幸いです。
活動中に思ったこと
この活動中に「車椅子が使えなくなるのでは」と言う意見がありました。
おそらく譲り合いになるとは思いますが、双子三つ子などの多胎は1/100の非常にマイノリティ、かつ赤ちゃんの時期の利用はかなり限定的になります。
ですので大きく影響を与えることはなく、使えなくなることもありません。
私自身も小学生の頃から福祉に興味があり、車椅子ユーザーの方達も大変な事を知っていました。
また、双胎妊娠中は10歩歩いたら息が切れ、動悸と息切れが止まらず、車椅子に乗って買い物などをしていました。
妊娠中に使うと「病気じゃないでしょ」と言われた事もありましたが😅
今回の活動を通してマイノリティでも世の中を変えることができるということ
「当事者でなくても、あたたかく見守る」という社会への発信
多胎(双子や三つ子)についても広く知っていただければと嬉しいです。
- 妊娠中の方
- ベビーカーを使う方
- 車椅子の方
- 目に見えない持病を持った方
いつか自分たちの自分たちや周りの方々もなるかもしれないマイノリティ側
いつ誰がそうなっても、安心して外出できる未来に繋がれば幸いです。
今後について
現在、三重県多胎育児サークルふたばにて、古川と共に代表として活動しています。
実はこのサークルふたばは運営側も含めのんびり、ゆるくやっていこうという多胎サークルです。
無理をしないのがサークルの基本なので、のんびりゆるりと活動ができたらなと思います☺️
今は寒いのでほぼ活動していないのですが、暖かくなったら多胎児ママさんとお散歩したり、外でレジャシート広げてお話ししたりしたいですね。
そんな中で日常生活での困り事や嬉しかった事、我が子ってこんなにかわいいの!とか色々お話しましょう☺️
SPECIAL THANKS
敬称略、順不同
- 全国各地の多胎サークルの皆様
- 地元 ひまわりクラブの皆さん(特に子守サポートしてくださった中森さん、岩原さん)
- NPO法人つなげる(特に様々な多胎サークルとの橋渡しをしてくださった中原様)
- 四日市市役所 こども保健福祉課 松尾様
- 子育て応援ひろばくすまいるの皆様(特に相談に乗っていただき橋渡ししてくださった高橋さん)
- 株式会社 シー・ティー・ワイ 松宮様
- 生活協同組合コープみえ 山本様
- 中日新聞 寺岡様
そして、ふたばサークルの運営メンバー全員に感謝です♡
あなた方がいなければきっとふたばを設立することも考えられなかった。ありがとう(´;ω;`)ウゥゥ
共同代表:古川より
今回やりたかったことの一つを共に叶えることが出来てとても嬉しく思います。
そしてご協力頂いた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
私は元々多胎支援事業を拡充してほしいという活動をしたいと思っていました。
多胎(双子・三つ子)は単胎児(お子様一人)に比べると虐待率が約2.5-4倍と非常に高いにも関わらず、行政などの用意してある支援で多胎に特化したものがほとんどありません。
用意された産前産後や育児の施策はあくまで子供は母体から一人しか生まれない、二人や三人など多胎児を基本設計に組み込んで施策を用意していないため、多胎家庭が利用したいときに断られたり、空きが無かったりして利用できません。
そんな虐待率の高さなど統計も出ているにも関わらず、特化した支援のないまま2018年に豊田市の三つ子虐待事件が起こりました。
大きく報じられ国も多胎支援へ自治体に補助金を出すなどの施策を報じましたが、実際は自治体を動かさなければ多胎支援は始まらない状況でした。
一人で市民意見箱に投書もしましたが軽くあしらわれてしまい、地元の多胎サークルに入団したのち、より柔軟に動けるようにと現在のふたばサークルを立ち上げました。
今回の活動を通じて行政の方にも声を届けさせていただく中で、四日市市の多胎支援事業は以前に比べてより多く増えました。
多胎家庭が何に困っていて何を欲しているのかを発信することが非常に大事なことを実感した次第です。
一人では難しいことも仲間が増えることや口にだす、発信することで変わる未来があることを感じました。
無理のない程度に多胎について今後も発信し続けていきたいと思いますので、どうかあたたかい目で見守っていただけたら幸いです。
今後同様な活動をお考えの皆様
私たちがどのように行政や議員の方々と打ち合わせをしたのか資料も全て下記サイトで公開していますので
何かご協力できることがあればぜひお声がけをいただければと思います。
プチひまわりクラブ(ふたば前身の名称)
https://petit-himawari.com/news
※2月末をもってこちらのサイトはふたばサイトへ移動しますm(__)m
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、私たちのできる範囲で情報提供やお話など可能です。
ぜひ他県でも多胎家庭の外出にむけて、同様の活動が広がることを願ってやみません。



2023年1月30日 | お知らせ, 多胎支援活動
1月19日に三重交通株式会社様(以下敬称略)乗合営業課および四日市営業所の皆様のご協力により、多胎児育児者が三重交通路線バスに乗車する際の利用方法についての打ち合わせへ行って来ました。
今回多くの方、特に三重県の方々に、バスに二人乗りベビーカーでも乗車できるという認識が広がることを願って企画させていただきました。
二人乗りベビーカーのバス利用の認識
多胎(双子、三つ子など)家庭では横並びの二人乗りベビーカーを使用する家庭が多くいます。
しかしその二人乗りベビーカーがバスに折りたたまずに使用できることを多くの方が知りません。
多胎家庭でも実に9割の人が「外出・移動の困難」としながらも、
電車とタクシーに比べて、バスはそもそも乗れるとすら思っていなかったというアンケート結果もあります。
多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート調査
https://florence.or.jp/cms/wp-content/uploads/2019/11/191107florence_press.pdf
国交省の見解
国交省が2020年3月に「2人乗りベビーカーも折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とする」という方針をとりまとめました
国土交通省「乗合バス車内では二人乗りベビーカーを折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とします!」
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000235.html
これを受けて、東京都は実証実験で安全性などを確認。
2021年6月から全131路線でたたまず乗れるようにルールを改定しています。
三重交通株式会社 路線バスの利用状況
通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。
今回ご協力頂いた三重交通株式会社様では『ベビーカーのお客様でも快適にバスをご利用いただけるよう、ベビーカーを畳まずにそのままご乗車いただける新型車両を順次導入いたしております』と心強いお言葉もいただきました。
いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。
三重交通株式会社 バリアフリー・環境保全への取組み
https://www.sanco.co.jp/company/company11/post.php
ふたばでは今回の打ち合わせを基に、乗務員の方や、双子を子育て中の保護者の方を交えて意見交換や実際に乗車降車する際の乗車体験会を開催できればと考えております。
また意見交換や二人乗りベビーカーによる乗車体験会の詳細につきましては詳細が決定次第、お知らせさせていただきます。
三重交通株式会社の皆様、多胎育児支援にご理解、ご協力頂き、まことにありがとうございました。

2022年11月17日 | お知らせ, 多胎支援活動
今回双子がよく使う二人乗りベビーカーの乗降について、県民の大切な足として親しまれている三重交通株式会社様にお問い合わせをし、掲載の許可を頂きましたのでご紹介させてください。
2人乗りベビーカー乗車の際、大人1人だとベビーカーを入れる際困難な為運転手さんの補助はありますか?
乗車の際は乗務員がお手伝いをいたしますので、お声掛けをいただければと存じます。
東京都の方では双子ベビーカーや、ベビーカーもそのまま乗れるようになりましたが、三重交通さんの今現在情報と、これからどうなるのかを教えて頂きたいです。
弊社ではベビーカーのお客様でも快適にバスをご利用いただけるよう、ベビーカーを畳まずにそのままご乗車いただける新型車両を順次導入いたしております。
車椅子のステッカーの下に【車椅子利用がある場合は、車椅子利用者を優先してください】との記載がありまして、 大人1人で2人を連れて行き戸惑ったのですが、車椅子の方が途中で乗ってきたら私たちはバスから降りないといけないのでしょうか? 荷物+ベビーカー+子ども2人をどのようにしたらいいのでしょうか?
お申し出のステッカーは新車導入時から車両メーカーによって掲示されており、
確認いたしました所、国土交通省のバリアフリー整備ガイドラインに基づいた内容とのことでございます。
万が一、途中から車椅子のお客様がご乗車される場合は、ベビーカー・車椅子のお客様のどちらかに、ベビーカー・車椅子を畳んでいただき、通常座席をご利用いただきますようお願いさせていただきますが、どちらのお客様もベビーカー・車椅子を畳んでご乗車いただけない場合は、先にベビーカー・車椅子対応スペースを占有されていたお客様をご優先とさせていただきます。
車椅子やベビーカーを固定する為のバックルベルトが届かず固定が出来なかったのですが、延長できるものなどありますか?
誠に恐れ入りますが、ベビーカーの固定用ベルトは新車導入時より備え付けの物のみとなっております。
そのため、ベビーカーの大きさや形によって前述のベルトが使用できない場合は、
車椅子の固定用ベルトを活用するなど臨機応変に対応するよう今後は乗務員に周知をさせていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。
以前、まだ歩くのもおぼつかない、しっかりバスの椅子には座れない1歳10ヶ月の双子を連れて三重交通バスへ初めて乗車させて頂きました。
運転手さんのお名前をお伺いするのは忘れましたが、行きも帰りもとても優しく対応してくださりすごく感謝しております。
いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。
そのことがベビーカーを使う一子育て家庭としてとても嬉しく思います。
また、ステッカーの件は、ガイドラインがあるとは知らなかったです。教えて頂きありがとうございました。
バスがスムーズな運行が出来るように、利用者も出来る限り、事前にどの時間帯のバスに乗るのか連絡したり、ベビーカーの乗車方法について知ることも大切だと感じました。
お忙しい中、ご質問に答えてくださりありがとうございました。
乗車の際は三重交通ホームページをご覧ください。
三重交通ホームページ
http://www.sanco.co.jp/
2022年10月19日 | お知らせ, 多胎支援活動
10/19に川越町在住のふたばメンバーと共に、多胎支援に関する要望書を提出してきました。
要望に関しては担当部署様が違う関係で2部提出しました。
地域で多胎育児者を⾒守る仕組みづくりのお願い
現在「ふたば」には川越町の会員が1⼈在籍しております。
多胎サークルふたばは双⼦育児真っ最中の親による⾃主運営のため、限界があります。
そこで町全体で多胎児および多胎育児者を⾒守っていただけるような取り組みをお願いしたいと思い、今回要望に参りました。
川越町の多胎⽀援状況
- 多胎児の年間出⽣数:約1-2 組
- 多胎⽀援:無し
- 多胎サークル:無し
ふたばができること
- 多胎育児サークルとして川越町での開催や川越町⺠の多胎育児者の受け⼊れ
- 多胎交流会の開催
→活動場所や⾒守りサポーターの⽀援のお願い
→保健師や助産師など⼦育てに関する専⾨職の⽅の参加のお願い
- 多胎育児者として多胎育児に関する勉強会の開催
- 多胎に関するアンケートの呼びかけ
多胎⽀援事業には国から費⽤半額補助あり
令和2年度に国からの多胎⽀援が1/2 の補助が始まり、三重県では桑名市や四⽇市市など近隣の市町が多胎⽀援事業の拡充を始めております。(現在三重県の11/29 市町で多胎⽀援事業あり)
多胎支援に関する要望
1 多胎妊婦検診補助について
単胎児(ひとり)の妊娠と違い、多胎の⾚ちゃんを妊娠した妊婦さんは、⾝体への負担が⼤きいため、その医療的管理を⽬的として妊婦健康診査の受診回数が多くなる場合があります。
多胎児(ふたご・みつご)を妊娠しても、妊婦検診は1冊しかもらえず、妊婦検診の回数を超えた場合は実費となります。超過分への補助をお願いします。
現在、三重県の市町では11 の市町が補助を開始しています。
2 ふたご⼿帖の配布
桑名市、四⽇市市では⺟⼦⼿帳をお渡しする際に多胎情報が詳しく書かれた「ふたご⼿帖」(1000円)を⼀緒にお渡ししています。
産前より様々な情報を知ることで、産後の多胎育児の負担を軽減し、不安解消につなげる取り組みです。
多胎の出⽣数が少ない市町でも導⼊しやすい取り組みとなっています。
3 育児負担軽減のための⽀援
多胎児の場合、管理⼊院などにより⼊院期間が⻑く、体⼒が低下した状態で育児がスタートします。そのため⾝体的な負担軽減が重要になります。
親族等の⼿が借りられる場合もありますが、中には⾝近な⼈の協⼒を得ることが難しいこともあります。
できるだけ⺟親の負担を軽減するよう、多胎児家庭向けにホームヘルパーの派遣やファミリーサポートセンターの利⽤補助⽀援をお願いします。
また、多胎家庭は普段のお出かけや予防接種、乳幼児健診に出かけることも⼤変です。
外出⽀援や健診受診の⼿伝いをするサービスを実施も合わせてご検討ください。
四⽇市では【産後ケア施設】【シルバー⼈材センターの保育⼠資格】を持った⽅が、⾃宅でのサポートや外出を⽀援してくれます。
4 保育園⼊園基準 多胎加点の設⽴
多胎児を保育園に預ける場合には、同年齢枠に2⼈分(みつごならば3 ⼈分)の空きが必要です。
兄弟加点のある地域は多くありますが多胎加点がなければ、異年齢の兄弟児を複数⼈預ける場合よりも、⼊園の確率は下がり不利となります。
育児負担や経済的負担の⾯からも、多胎家庭は保育の⽀援をより必要とする家庭です。
経済的不安を解消するためにも働きに出たいと考える⺟親は多いが、実際にすぐ保育園に預けることが可能な状況ではありません。
従って⺟親が必ず仕事を⾒つける事を前提として、多胎家庭における加点制度の普及が望まれます。
なお伊勢市では兄弟同時申し込み1点、かつその兄弟に多胎児を含む場合は2点追加の調整点を独⾃に設定しています。
5 公共交通機関の利⽤について
公共交通機関の利⽤は1⼈の⼦ども連れでも⼤変な中、多胎児は倍になります。
⼆⼈乗りベビーカーは幅も⼤きく場所を取ります。保護者の⽅も遠慮がちになってしまいます。
町全体で使えるよう声を上げてほしいです。
6 街づくりでの配慮
⾞椅⼦の規格は70cm 以下であることが⽇本⼯業規格(JIS)によって決められているが、これに対して⼆⼈乗りベビーカーの横幅は約70-77cm と幅広です。
街づくりをこれからするうえで、多胎児が⼀定数いることを知ってほしいです。
【多⽬的トイレ】
全て⾞いすを基準にしているので、⼆⼈乗りベビーカーの種類によっては⼊れなかったりします。保護者⼀⼈で連れている場合トイレで躓きます。
【公園や横断歩道⼿前の柵】
安全対策で柵の幅が狭くて、せっかく来たのに⼊れないということがあるので⾒直しを検討いただけると幸いです。
1 多胎妊婦検診の補助について
実施地域:四⽇市市、桑名市、鈴⿅市、津市、⻲⼭市、伊勢市、名張市、⽟城町、⿃⽻市、熊野市
2 ふたご⼿帖の配布
実施地域:四⽇市市、桑名市
3 育児負担軽のための⽀援
実施地域:四⽇市市、桑名市、志摩市、伊賀市、⽟城町
4 保育園⼊園基準 多胎加点の設⽴
実施地域:伊勢市
参考資料
ふたばでは多胎サークルでありながら、多胎支援活動に重きをおいている珍しい子育てサークルです。
今までの活動実績は三重県庁へのおもいやり駐車場多胎家庭利用期間延長の署名活動など、各市町の行政との交渉を行っています。
しかし、会員が住んでいる市町でしかこのような交渉は行えません。
現在、会員の住んでいる市町は四日市市、川越町と2拠点のみ。
もし自分の住む三重県の市町でもっと多胎支援の充実を図りたいと思ったら、ぜひふたばへの入会をおすすめします。
川越町がどう変わっていくか見守りたいと思います。
2022年10月12日 | お知らせ, イベント・集会, 多胎支援活動
先日開催したふたば交流会では3組の双子ママが参加しました。
その際に四日市議会議員の荒木みゆきさんも来場し、私たち多胎家庭や困りごとについても色々とお話を聞いてくださりました。
今回私たちからは以下の内容を主にお伝えさせていただきました。
多胎妊娠・育児の困りごと
- 産後ケアが少ない
そして仮にそのようなサービスがあったとしても知らない方も多く産前から情報を届ける必要を感じている
- 外出困難なのでサポートが必要
支援センター(各施設)に行けても、施設まで入るのが難しい。
- 多胎加点がない
- バスの二人乗り横型ベビーカーの乗り降りについて
それに対して、荒木議員からは「声を上げていきますね」と力強い言葉を頂き、今後の多胎支援拡充についてもお力を貸してくださる姿勢にとても嬉しく思いました。
スタッフF談
私が荒木議員の存在に気づいたのはお恥ずかしながら2021年の冬頃でした。
現在三重県で審議されている『多胎家庭へのおもいやり駐車場の利用期間延長』の署名を集めようと活動を始めるにあたって、私は出来ればおもいやり駐車場だけではなく多胎支援全般もどうにか盛り込めないかと考えていたのです。
その際に色々と多胎支援活動について調べており、その中で四日市市役所のHPの検索結果で2019-2020年に多胎について物申してる人がいたのです。
それが荒木みゆき議員でした。
多胎支援について発言されている議事録を何回も読み返しました。
ここに自分たちを分かってくれている存在がいる…!
とても嬉しかったのを今でも覚えています。
▼2019年 豊田市の三つ子虐待事件をうけて
https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000002790/simple/20190808kyoumin.pdf
▼2020年 多胎支援について
https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000002790/simple/20200302kyoumin.pdf
さらに驚いたのは多胎サークルについても言及してくださっているのです。
「多胎児の先輩方のお母さんたちがグループをつくって、いろんな活動をしてくださっていると思います。
その運営をされる側からの声として、まだまだ小さいサークルで、そういった活動をするにおいても、どのように進めていったらいいのかとか、あるいは、運営面についても、今後どうしていったらいいのかと、貢献はしたいけれども、どうしていったらいいのかという部分で悩みもあるかと思いますので、ここは行政がプロとして、いろんな運営のあり方であるとか、運営費のことも悩みでもあるとお聞きしておりますので、そういったこともしっかりと相談に乗ってあげていただきながら、よきサポーターになっていただけるような、そういう支援をお願いしたいなと思います。これも意見でございます。」
私個人の意見ですが、多胎サークルは現役子育てしているママ達が自分たちも大変な中、少しでも情報共有や子育ての悩みや解決方法を話し合ったり、息抜きの場として活動しているので、せめて助成金の一つでもあってほしいなと思っています。
実際ふたばでもみんなで集まって交流会をしますが、2-3人でもサポーターがいたらもっとゆっくりできるのになと思うシーンもあります。
これも一つの多胎支援だと思っています。
話が逸れましたが、双子母になって思うのは
多胎は単純に子どもが二人という認識ではなく特殊だということです。
「特別」ではなく「特殊」です。
特殊には特殊枠の支援を用意しなければいつまでも多胎親は救われません。
現行の制度は子どもは妊娠出産育児も「一人」ということに前提につくられています。
1人は大丈夫、でも2人や3人はごめんなさい。
そんなシーンが多胎家庭には何回もあります。
産後ケアを受けたくても使えない。
一時預かりを使いたくても枠が空いてない。
入園させたくても同じ園に入れる確率は低い。
行政が用意した子育て支援には穴が沢山あります。
その制度が使えない多胎家庭にとって、それは絵に描いた餅なのです。
どうにかグッと堪えて育児の大変な時期を乗り越える。
そんな泣き寝入りはもうやめたいです。
「子ども一人でも子育ては大変!2人以上はもっと大変!!助けて欲しい!!」
そう叫びたいです。
行政関係者様、議員の皆様
令和2年度から国が自治体に対して多胎支援の補助が新しく出来ています。
▼このあたりが分かりやすいです
https://www.komazaki.net/activity/2020/03/post10156/
多胎家庭のこと、おかしな現行制度の落とし穴
多胎支援がほとんどない地域が半数以上ある三重県を少しでも良くしていくためにぜひともに手を取ってほしいです。
お願いします。
そして三重県の多胎ママパパへ
ふたばは多胎支援活動に重きを置く多胎サークルです。
多胎サークルでも交流会などのある子育てサークルは多く存在しますが
多胎支援を訴える活動をしている多胎サークルはなかなかいません。
多胎育児や産前産後で困ったことや改善してほしいことなど何でもふたばメンバーに気軽にお話ください。
同じ多胎親同士きっと共感できると思います。
今そして未来の多胎家庭のみんなが双子や三つ子を授かってよかったと心から思える瞬間を増やしていけたら嬉しいです。

2022年9月26日 | お知らせ, メディア掲載, 多胎支援活動
先日9/14に三重県庁にて三重県副知事におもいやり駐車場の署名と要望書をお渡ししてきました。
その際に中日新聞さんに取材を頂きました。
今回記事を書いて下さった寺岡葵記者様
前日の夜に思いついてお送りしたFAXにも関わらず、当日駆けつけてくださり丁寧に取材をして頂き、本当にありがとうございました!
また思いもかけずこんなに大きく取り上げてくださり、感激しています😭✨
以下、記事本文です。
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三重県四日市市で二歳の双子を育てる女性が九月、妊産婦らが優先的に使える「おもいやり駐車場」の利用期限の延長を求める約六百筆の署名を県に提出した。
利用期限は導入自治体で異なり、県の現行制度で妊産婦は産後一年半までだが、子どもの安全面から意思疎通が取れるようになる産後三年まで延ばすよう求めた。
要望を受け、県は年度内に制度を改正する方向で検討する。
女性は中口由里子さん(32)。
双子の兄は一歳五カ月、弟は一歳七カ月でようやく数歩、歩けるようになった。
二人は現在、二歳二カ月だが「車から降ろすと散り散りに走って行ってしまう」といい、外出時は必ずベビーカーを使う。
県は歩行に支障がある人が使えるよう、公共施設や商業施設、医療機関などの入り口付近におもいやり駐車場を設置。
利用者の三割程度を妊産婦が占める。不正利用を防ぐため、二〇一二年十月、利用を申請した対象者に利用証を交付する「パーキング・パーミット制度」を導入した。
介護が必要な高齢者や障害者に利用期限はないが、妊産婦については育てている子どもが多胎児、単胎児を問わず、母子手帳取得後から「子どもが一人で歩ける」とする産後一年半までと定めている。
中口さんが使う二人用のベビーカーは一般的な車いすより大きい。
期限が切れた今春以降、駐車場では隣が空いている区画を探して何度も周回したり、あきらめてそのまま帰宅したりした。
ネットスーパーを使うようになり、息抜きの場だった子育て支援センターからも足が遠のいた。
「社会とのつながりが薄れ、孤独を感じる」と話す。
昨年十一月ごろ、県に期限を延長できないか問い合わせたが、前向きな回答は得られず、インターネットで署名活動を始めた。
すると「車の多い駐車場でおぼつかない足取りで歩く二人の子どもの面倒を見るのは難しい」「子どもとは三歳ごろからやっと手をつないで歩けるようになった。地域差もなくして」などと、自分と同様に多胎児を育てる全国の親から賛同が寄せられた。
今年六月には県議会の一般質問でも取り上げられた。
背中を押された中口さんは今月十四日、二歳の双子を育てる知人の古川幸代さんとともに、集まった六百三十三筆の署名を服部浩副知事に手渡し「しっかりと歩け、意思疎通もできるようになる三歳ごろまで利用期限を延長してほしい」と訴えた。
県地域福祉課の吉田智明課長は取材に「現行の利用期限は他県と比べても長く、十分ではと考えていた」と説明しつつ「期限延長のデメリットはない」と制度改正に前向きな姿勢を示した。
ただ、「単胎児を育てる親の方が多胎児を育てる親より利用が圧倒的に多く、延長の対象に含めれば駐車場が混み合う可能性がある。対象を多胎児のみにするか、単胎児も含めるか検討したい」と話した。
【長野の2年が最長 岐阜は多胎児区別】
国土交通省などによると、パーキング・パーミット制度は八月末時点で四十一府県が導入。
いずれも妊産婦の利用には期限を設けている。
多胎児の場合は
☑︎産後三カ月が十一府県
☑︎半年が福井など三県
☑︎一年が滋賀など十七府県
☑︎一年半が三重など九県。
一年半を超えるのは長野県のみだ。
長野県は単胎児、多胎児とも産後二年までとしている。
「ベビーカーを使わなくても外出できる年齢を考慮した」(担当者)という。
岐阜県は昨年四月、単胎児、多胎児とも産後三カ月にしていた利用期限を単胎児は一年、多胎児は一年半に延長した。
担当者は「多胎児はベビーカーも大きく単胎児より駐車が大変」と区別した理由を説明した。
一般社団法人日本多胎支援協会(神戸市)によると、多胎児は早産や低体重で生まれ、単胎児よりゆっくり発達することが多い。
小学六年の双子を育てる協会理事で金城学院大非常勤講師(社会学)の松本彩月さんは「多胎児の親は外出に多くの困難を抱える。引きこもりや孤立を防ぐための支援が必要だ」と指摘。
「制度の対象は妊産婦だけではない。障害者や介護が必要な高齢者らも快適に駐車場を使えるようよりよい制度のあり方を考えていくべきだ」と話している。
(寺岡葵)
※中日新聞WEB版でも同内容がご覧頂けます
https://www.chunichi.co.jp/article/551429
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今回三重県に提出した資料や
多胎家庭や多胎支援について
ふたばサークルHPでまとめてあります。
よかったら私達の想いも含めて一読頂ければ嬉しいです😊
他社様からの取材、他団体様からのお問い合わせも大歓迎です。
宜しくお願いします🙇♀️

2022年9月14日 | お知らせ, 多胎支援活動
9/14、三重県副知事におもいやり駐車場633人分の署名と多胎支援要望書をしっかりと渡してきました✨
☑︎名前はあっても使えない行政サービスがあること(交通機関、ファミサポなど)
☑︎三重県ユニバーサルデザイン担当の方に双子ベビーカーで入れない所が多い事もお伝えました。
私たちの要望や多胎支援について『国にあげる』という言葉にそっと目頭が熱くなったのは秘密です☺️
ここまでくるのにいろんな人の力を借りて辿り着いたんだということ
自分自身も双子をかかえて資料をつくったこと
いろんな窓口に電話して
実際に双子ベビーカーでいろんなことを実証するためにバスや電車などの乗るチャレンジをしてみたり
子育てのかたわらホームページ やSNSなどオンライン活動をしたり
多胎支援団体の先輩方に話を聞いたり
サークルメンバーや家族、周りの方に助けられ支えられて掴み取ったこの場所
陰で支えてくださったみなさま
力を貸してくださった議員のみなさま
本当にありがとうございました
これはまだスタートで
これからもっと三重の多胎支援に向けて
プロジェクトは進み始めたばかりです
どうぞ私たちの活動をこれからも
見守ってくださると嬉しいです😊
打ち合わせ資料
下記資料をもとに三重県の各部門担当者様にしっかりと要望と多胎家庭の現実についてお伝えしてきました。
おもいやり駐車場の使用期間延長のお願い&多胎育児の支援に力をいれて欲しい(PDF)


2022年8月30日 | お知らせ, 多胎支援活動
署名のお願いです
最後のお願いになります
おもいやり駐車場
双子三つ子ちゃんなど多胎児を育てる家庭に
もう少し長く使用させてください
昨年度より始めたオンライン署名
おかげさまで300名を突破しました!
そしてついに三重県知事またはその役職の方に
9月14日にこの署名を印刷して手渡しします
これをもって署名は実質上
最後を迎えます
なので最後のお願いです
現在229名の署名数を少しでも伸ばすために協力をお願いします
双子や三つ子は車からの乗り降りに
横並びベビーカーなど大型ベビーカーが必要となります
ヨロヨロと歩く小さな子供が2人、3人
近くを走る車の危険性
ベビーカーを出しても車がぶつかりそうになる
狭いスペースでは命の危険があります
安全のためにもベビーカーが必要で
左右から子供を降ろしてベビーカーに乗せるには
広いスペースが必要となります
産後1年半のおもいやり駐車場を
産後もう少しだけ
私たち多胎家庭に使わせてください
多胎家庭はバスでも実質上乗車拒否されたり
電車やタクシーでも二人乗りベビーカーが使えないなど『外出する術』が限られています
どうか外出の足となる車を
子供が小さくて危険性の高いこの時期を
安全に使わせて欲しいのです
他県の状況を調べると
◯長野県は最長2年使用可能
◯多胎児用に別枠を用意していた県(岐阜県・佐賀県・大分県)がある
これらを鑑みて、最長期間の延長
多胎枠の設置をお願い出来ればと思います
どうか現在そして未来に続く
多胎家庭を救ってほしいのです
最後のお願いです
三重県知事にみなさんの力の集まった署名で
三重県から多胎家庭の未来を少しでも変えて
別の地域に住む多胎家庭にバトンを渡したいです
みなさんの力をどうか貸してください
お願いします
·.*⿻┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ⿻*.·
署名サイトへはこちらのリンクから飛ぶことが出来ます。
ホームページでも私たちの取り組みや今回の活動についてもその熱量を余すところなくお届けしています
※署名にあたって必要なのは名前、メールアドレスと郵便番号のみです。
それらは一般公開されませんし、変な連絡が来ることもありません。


2022年8月29日 | お知らせ, 多胎支援活動
多胎児家庭へのおもいやり駐車場の使用期間延長の署名賛同数が300名を超えました!
実は100名から200名までの到達で伸び悩み、そうこうするうちに署名を三重県知事または管轄担当者の方にお渡しする日が近づいてきました。
最後は各多胎支援団体の関係者の皆様にご協力をお願いし、動画をつくるなど新しい試みをしたり、SNSでも拡散希望など出来る限りのことはしたつもりです。
ここ数日で多くの方に賛同いただき、心より御礼申し上げます。
賛同数が増えることで、署名サイトでも目のつくところに表示される等の効果がありますので引き続き賛同のほど宜しくお願いします。
▼おもいやり駐車場延長に関する署名
https://www.change.org/p/多胎育児者の外出を助けるため-おもいやり駐車場を延長してください
※署名にあたって必要なのは名前、メールアドレスと郵便番号のみです。それらは一般公開されませんし、変な連絡が来ることもありません。
今回この署名活動を起こしたきっかけは、1歳4ヶ月になる歩く気配のない双子のために、一人で10kg近くある双子用ベビーカーを車のトランクから出すなかで、何度か車がぶつかりそうになるなど危険な思いをしてきたからです。
自分だけではなく他の多胎児ママパパは同様な思いをする人が多く、二人乗りベビーカーは出し入れの大変さや大きさもあるため、安全確保のためにもおもいやり駐車場の使用期間の延長をお願い出来ればと存じます。
※おもいやり駐車場とは
おもいやり駐車場は他の駐車場よりも建物の入り口に近く、広さが確保されている駐車場で、市町村によって導入や条件が違います。
三重県のおもいやり駐車場は多胎家庭は1年6ヶ月の有効期限。足らないのが現実です。
どうか全国の多胎児家庭、そしてこれから生まれてくる多胎児家庭のためにも署名活動へのご協力を頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
2022年5月31日 | お知らせ, 多胎支援活動
四日市市総合会館にて、自民党青年局の議員の方々と「多胎育児者のおもいやり駐車場の使用期間延長」と「多胎支援」について四日市での支援導入についてお話させていただきました。
今回は副市長様もご参加いただき、私たちの声に拝聴いただき、大変感激しました。
また現在行っているオンライン署名についても拡散などの協力をしていただけるとお約束頂きました。
まずは第一歩を着実に踏み出せたのではないかと思います。
前回よりも追加された多胎支援
前回の打ち合わせの際にお話しさせて頂いた後からぐっと四日市市では多胎支援が充実した部分があります。本当にありがとうございます!
打ち合わせの際に導入予定だとお伺いした多胎支援
- 多胎情報の詰まった「ふたご手帖」の導入(前回桑名市でも導入されているのでお願いしたところ、導入検討していただけるそうです!)
- 入園時の多胎加点導入予定(今後導入の方向で動いてくださるそうです!!これはかなり大きいポイントです)
ただ課題としてお伝えしたのは多胎支援の中で大事なのは「外出前提のサービスはハードルが高すぎて使えない」のでオンラインや郵送での受理が大切であること。
多胎家庭が実際に使えているかどうかフィードバックをして改善しなくては、使えない支援サービスとして形だけ用意されて終わるということ。
特にファミリーサポートは1/2も補助していただいても、実際約半数~7割の人が多胎児を断っている現状があるので、確実に使えるサービスにしていただかないと絵に描いた餅になります。
そして用意された多胎支援を多胎家庭に早い段階で情報提供をしなければ、結果的に「知らない」「使えない」になるので、どうか市役所の窓口の方が自分で探してねではなく、情報を届けるという気持ちでお願い出来たら大変ありがたいです。
そして多胎児産後ケア、これは本当に待ち望んでいた支援で、お母さんを休ませてあげれる時間を提供してもらえるサービスなのでありがたかったです!
分かってくれてる!ととても嬉しかったです。四日市市役所の皆様、関係者の皆様、ありがとうございます!!
参加者(順不同)
- 自民党青年局の皆様(三重県議会議員 石垣 智矢様、小林 貴虎様 ・四日市市会議員 平野 貴之様・菰野町議会議員 広田 なおき様、加藤 大輝様・津市議会議員 保田 勝平様、中田 耕平様、山路 さゆり様、龍神 啓介様・松阪市会議員 森 遥香様・伊賀市議会議員 西口 和成様 他多数の議員様)
- 四日市市 市川典子副市長様
- 四日市市役所 こども保健福祉課 松尾様
- ひまわりクラブ 中森、岩原
- プチひまわりクラブ(ふたばの前身名) 中口、古川
※四日市市議会議員 谷口周司 様はご家庭の事情でご欠席でしたが、先頭にたってこの場を設けてくださり、本当に心より感謝申し上げます。
お願いした内容について
- 「おもいやり駐車場」1年半の利用期間が終了にあたり、まだ1人でおぼつかない足取りで歩く二人を車の多い駐車場で見ることが難しく、ベビーカーに乗せたいのに広げるその場所が無くて困っている。3歳まで使えないか利用延長をお願いしたい。
- 多胎支援全般
提出資料
2022年5月11日 | 多胎支援活動
はじめまして^ ^
プチひまわりクラブ(ふたばの前身名)の中口です。私は現在もうすぐ2歳になる双子の男の子の母です^ ^
結婚前に保育職をしており、双子のお子さんを何組か見てきました。
その当時の私は「双子ちゃんかわいいな」とただ目の前の可愛い教え子と向き合ってきました。

結婚し、子どもを授かり「双子」と分かった時は頭が真っ白になるほど衝撃でした(*_*)
医師から「おめでとう」の言葉ではなく、、、
「双子は安定期ないよ」と言われました。
まさか自分が双子の母になるなんて思いもせず。
妊娠中から現在に至るまでただただ「かわいい」と思っていただけの私がやっと多胎育児の保護者の方の大変さ、行政のサービスの少なさを知りました。

単胎児に比べると多胎児は色んな事が倍だったり、制度も使えない事もあります。
今でこそ東京都の方では双子ベビーカーがバスに乗れるようになってはきましたが、、
地方はまた別の話。。。
パーキングパーミット制度「おもいやり駐車場」の期限が1年半でもうすぐ切れてしまう。
我が子はまだ歩けない( ; _ ; )
歩けたとしても散り散りにどこかへ行ってしまう。
1人で同月齢って2人結構難易度高め。

兄弟さんがいるともっと、、、と思って市役所に問い合わせをしたところ
「延長できません」の一言、、、
けど、やっぱり納得いかなくて。。。
もう1度問い合わせたら
「署名活動してみたらどうですか??」
と言われたので、よしやるか!!!とその時在籍していたひまわりクラブに問いかけたところから現在の活動に至ります。