令和5年度第4回母子保健コーディネーター養成研修会にて多胎育児についてお話しました

令和5年度第4回母子保健コーディネーター養成研修会にて多胎育児についてお話しました

このたび三重県主催による「令和5年度第4回母子保健コーディネーター養成研修会」が2月27日に開催されました。

これまで三重県では多胎児支援のテーマを扱ったことが無く、今回が初めての取り組みとのことでした。
支援者としての姿勢や理解しておくべき事柄などを学べる場としていきたい、とふたばにお声がけいただき、代表と会員の二名で自分たちの多胎育児についてお話させていただきました。

当日のライブ配信に加え後日のオンデマンド配信受講者が90名以上と、想像していた以上に多くの皆様にご参加いただけることに驚いています。

9割が保健師の方からの申込ということで、赤ちゃん訪問や子育て施策に関わっている役職の方々に多胎育児の現状や困りごとなど当事者の声を聞いていただけることは本当に貴重な機会です。

今回の講座は多胎支援の未来に繋がる一石だと感じています。

母子保健コーディネーター養成研修会とは

三重県では市町・保健所母子保健担当者を対象に妊産婦やその家族のニーズ把握、アセスメントを行い、適切な情報提供や関係機関等との連携を通じて、課題解決のための効果的な支援体制をコーディネートする「母子保健コーディネーター」を養成しています。

具体的には年間4回程度、1回3~6時間程度の研修を行い、基本的な知識の習得、母子保健状況のトレンド等、母子保健に携わる幅広いテーマを取り扱っています。

テーマ「多胎」について

その中で第4回は医療的ケア児の災害支援と多胎児支援の2つがテーマでした。

ぎふ多胎ネット様より1時間程度で支援者として持ち合わせておく知識、施策に向けた視点などをお話いただき、
その後30分程度でふたばの多胎育児当事者より、育児の状況、経験などをお話いたしました。

ふたば提出資料

個人情報が含まれるため一部のみ掲載します。

私共にお声がけいただきました三重県子どもの育ち支援課の皆様、本当にありがとうございました。

拙い内容だったかと思いますが、何か少しでも皆様に多胎育児について伝わったり、参考になることがあれば幸いです。

そして三重県の多胎支援が今後も拡充されることを願っています。

三重県の多胎親たちの声

今回お話した内容はあくまで当事者2名の体験談です。
三重県の多胎親へのアンケート調査をふたばでは2023年に行いましたので、ぜひ多胎親75名の、より多くの生の声を聞いていただきたいです。

三重県多胎アンケート調査結果報告書
https://clover4u.xsrv.jp/twins/wp-content/uploads/mie-tatai-questionnaire.pdf

三重県へ多胎アンケート調査結果と支援要望書を提出しました

三重県へ多胎アンケート調査結果と支援要望書を提出しました

9/20に三重県へ多胎アンケート調査結果に基づく提言書を提出いたしました。

アンケートにご協⼒くださった皆様
提言書作成にあたりご協力いただいた皆様
おもいやり駐車場のころから親身になってくださり、今回もご協力くださった議員の皆様
当日参加してくださり体験談を語ってくださった双子多子家庭の上山さん、三つ子家庭の荻須さん、多胎出産と闘病などの体験を語ってくださった松本さん
当日のサポートや今回の企画など日ごろから関わってくださるふたばメンバーのみんな
そのほか情報拡散やサポートなど関わってくださった皆様に⼼から感謝申し上げます。

この一石が三重県の多胎支援拡充に繋がることを願って。

提出した提言書を一般公開しました

ぜひ多胎アンケートと提言した内容をご覧ください。

三重県多胎アンケート調査結果報告書2023
(PDF/約3MB)

メディア掲載ありがとうございます

9/21 NHK津放送局「まるっと!みえ」放送

NHK津局まるっと!みえにて多胎家庭の特集を頂きました。
遠方や見逃した方もご覧頂けます。 ぜひふたば会員の双子ママの密着動画をご覧ください。

まるっと!みえ
放送日: 2023年9月21日
▽レスリング藤波朱理選手が五輪内定、県内から期待の声▽#みえで生きとる、多胎のお母さんは大変▽大相撲秋場所、県内力士の取組結果▽天川予報士のまるみえお天気
https://www.nhk.jp/p/ts/2W7WM664QP/episode/te/V9ZQ8QP159/

9/21 毎日新聞掲載

9/23 中日新聞掲載

 

三重県多胎アンケート 調査結果報告書2023

三重県多胎アンケート 調査結果報告書2023

2023年6月、三重県の多胎児⽀援のあり⽅を検討する材料として、県内の多胎妊娠家庭と多胎育児家庭を対象にアンケート調査を一ヶ月実施しました。

三重県の多胎出⽣数が年間約200 組の中、1/3 以上の75 件の回答が集まったことに、ご協⼒くださった多くの皆様へ⼼から感謝申し上げます。

今回そのアンケート調査結果を基に提言書を作成いたしました。
今月下旬、三重県庁の職員さんと協力頂いた議員さんと提言書の提出および意見交換会を行います。
この一石が三重県の多胎支援拡充に繋がることを願って。

提言書の内容を一般公開いたしましたので、ぜひ皆様もご覧ください。

三重県多胎アンケート調査結果報告書2023
(PDF/約3MB)

 

7/27付 中日新聞三重版にて、ふたばが実施した三重県多胎アンケート調査について取り上げて頂きました

7/27付 中日新聞三重版にて、ふたばが実施した三重県多胎アンケート調査について取り上げて頂きました

7/27付 中日新聞三重版にて、ふたばが実施した三重県多胎アンケート調査について取り上げて頂きました✨

ふたば共同代表の古川がインタビューを受けましたが、ひとえにご協力頂いた皆様のお力添えがあったからこそです。
回答くださった皆様、協力頂いた皆様
本当にありがとうございました🙇‍♀️

特に情報拡散にご協力くださった
☑︎多胎サークルひまわりクラブ様
☑︎さーくるちぇりー様
☑︎東員町役場の諸岡様、他関係者様
深く感謝申し上げます😭💓

 

以下、新聞記事本文より一部抜粋しました。

多胎支援 行政は拡充を
母親らアンケート 県に提言へ

「外出のハードル高すぎ」「家計がつらい」

四日市市を拠点に、双子や三つ子など多胎児を育てる母親らでつくる「三重県多胎育児サークルふたば」が、県内の多胎家庭を対象にアンケートを実施した。

回答には「外出のハードルが高すぎてずっと家にこもっていた」「お下がりが使えず、 家計がつらい」など切実な声も。

ふたばはアンケート結果を提言書にまとめ、八月にも県に提出する。

共同代表の古川幸代さんは 「家庭で頑張るには限界がある。困っていることを知り、行政にしかできない多胎支援を拡充してほしい」と訴える。 (寺岡葵)

支援策 県は「前向きに」

多胎児を育てる家庭支援策として、県は妊産婦や障害者ら専用となる「おもいやり駐車場」の利用期限を見直し、今年四月、多胎児の親は従来の産後一年半から三歳まで延長した。

ただ、他に独自の支援策はなく、子どもの育ち支援課担当者は「必要性は感じており、前向きに取り組み たい」と話すにとどまる。

県内では桑名市が、多胎児家庭に家事や育児の支援員を派遣している。
利用回数の制限はあるが、食事の準備や後片付け、おむつ交換、買い物などを手伝う。

自己負担は一時間あたり五百円。四日市市も産後十二ヵ月未満の家庭を対象に、助産師を無料派遣して不安に寄り添う事業を展開している。

県外では、佐賀県が出産後一歳半まで無料でヘルパー派遣が受けられる事業を実施。
一枚あたり最大二時間使える利用券を四十八枚配布している。
同期間で、子育てタクシーの利用券も二万円分支給している。

大津市は誕生から三歳になるまで最大週六回、無料でホームヘルパーを派遣している。
市担当者は「子どもが何人もいると、家事育児は大変。ちょっとでも助けになれば」と話した。
(竹田佳彦)

※中日新聞WEB版でも同内容がご覧頂けます
(中日新聞購読者様のみ記事が全文読めます)
https://chunichi.co.jp/article/736866?rct=mie

寺岡葵記者はおもいやり駐車場の時からふたばの活動について見守ってくださり、素敵な文章でまとめてくださるのを読むのが個人的に大好きな方です♡
いつもありがとうございます!

思っていた以上に大きくスペースを割いてくださり、びっくりしています!

記事文中には他県の先進事例や県庁担当部署の方にまでインタビューまでしてくださり
中日新聞の記者様は本当に素晴らしい裏付けと短文まとめ能力のある方ばかりなのですね🥺✨
竹田佳彦記者様、ありがとうございます!

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡

三重県多胎アンケートの調査結果はふたばホームページよりご確認頂けます。
以前公開した結果よりもさらに見やすくなるように図表などを改善しました📝

よかったら私達の想いも含めて一読頂ければ嬉しいです😊

三重県多胎アンケート調査結果公開

他社様からの取材、他団体様からのお問い合わせも大歓迎です。

現在、お盆明けから9月にかけて三重県庁への提言書提出などスケジュール調査中です。
また色々決まり次第、皆様には告知させてください。
宜しくお願いします🙇‍♀️

「二人乗りベビーカーによるバス試乗会」について4/16発刊「中日新聞三重版」で取り上げていただきました

「二人乗りベビーカーによるバス試乗会」について4/16発刊「中日新聞三重版」で取り上げていただきました

先日開催した『二人乗りベビーカーによる路線バス試乗会』について中日新聞三重版でも試乗会について紙面で取り上げていただきました!
こちらの記者様はおもいやり駐車場でも取材をしてくださった寺岡様です。
いつもありがとうございます。

中日新聞WEB版
https://www.chunichi.co.jp/article/673471?rct=mie

以下記事本文です。

2人乗りベビーカーでバス利用するには?

ためらい解消ヘ試乗会

双子や三つ子など多胎児が使う二人りベビーカーのバス試乗体験会が十五日、三重交通四日市営業所(四日市市)で開かれた。
横型のベピーカーは幅が広く、乗車をためらう親も多い。
気楽にバスを利用できるようにと、多胎児を育てる親らでつくる市内のサークル「ふたば」が企画した。
(寺岡葵)

二人乗りベビーカーのバス利用を巡っては、国土交通省が2020年、固定ペルトなど転倒防止の装置があるバスでは、基本的に折り畳まない、とする指針を出した。
三重交通では現在、所有する路線バスの約二割に当たる百十一両が該当する。

ふたば共同代表で2歳9ヶ月の双子を育てる中口由里子さんは、指針を知りベビーカーでバスを利用しようとしたが、乗り方が分からなかった。
他の多胎児家庭からも「乗る勇気がない」との声を聞き、三重交通に体験会を提案した。

この日は七組の親子が参加。
運転手の補助を受けながらベビーカーを乗せ、固定ベルトの強度や設置スペースの広さなどを確認した。

生後10ヶ月の双子を育てる市内の鈴木美紗登さんは「思ったよりしっかり固定されていて、子どもとの距離も近く安心」と笑顔を見せた。

中口さんは「折り畳まずに乗れるバスはありがたく、全車両が対応できるようになってほしい」と求めた。

三重交通四日市営業所の服部孝史所長は「できる限りの協力をしたいとあらためて感じた。ためらわずに利用していただけるよう社員教育も徹底したい」と話した。

「二人乗りベビーカーによるバス試乗会」について NHKで4/15に放送いただきました

「二人乗りベビーカーによるバス試乗会」について NHKで4/15に放送いただきました

先日4/15に開催した、ふたば企画による三重交通様ご協力のもと開催した「二人乗りベビーカーによる路線バス試乗会」について、開催当日の夕方16:45~のNHK「東海3県に関するニュース」として取り上げて頂きました。

配信内容についてはNHK NEWS WEBよりご覧頂けます。
www3.nhk.or.jp/tokai-news/202

以下掲載内容です。

2人乗りベビーカーで子育てしている家族を対象にしたバスの試乗会が三重県四日市市で行われました。

この試乗会は三重県内で双子や3つ子の親を支援する団体が2人乗りベビーカーでバスに乗る方法を知ってもらおうと津市に本社があるバス会社の協力を得て行いました。

はじめにバス会社の社員が「ベビーカーマーク」のあるバスには、固定するための補助ベルトが付いていることや「ベビーカーマーク」があるかないかにかかわらず、バスの車内が混雑していない時は折り畳まなくてもいいことなどを説明しました。

このあと、参加した双子のこどもがいる家族やバス会社の社員が止まっているバスに乗り、ベビーカーの置き方などを実際に確かめていました。

参加した人は「子どもがバス好きなので、乗り方がわかってよかった。一緒にバスで出かけたいです」と話していました。

支援団体の中口由里子代表は「私にも双子の子どもがいますが、乗り方がわからず困ったことがありました。利用したい人がみんな気軽にバスに乗れるようになっていってほしいです」と話していました。

お足元の悪い中、丁寧に取材頂きありがとうございました。
少しでも多胎について知って頂ける機会につながれば嬉しいです。

二人乗りベビーカーによる三重交通路線バス試乗会を開催しました

二人乗りベビーカーによる三重交通路線バス試乗会を開催しました

4月15日に三重交通株式会社様(以下敬称略)乗合営業課および四日市営業所の皆様のご協力により、二人乗りベビーカーによる三重交通路線バス試乗会を開催しました🚌

横型のベビーカーは幅が広く、乗車をためらう親は多くいます。
気楽にバスを利用できるようにと、ふたば共同代表の中口が企画しました📝

この日は七組の親子が参加。

はじめに三重交通の職員の方より
✔︎「ベビーカーマーク」のあるバスには、固定するための補助ベルトが付いていること
✔︎「ベビーカーマーク」があるかないかにかかわらず、バスの車内が混雑していない時は折り畳まなくてもいいこと
などの説明がありました。

このあと、参加した双子家族が実際にバスへ乗務員の補助を受けながらベビーカーを乗せ、固定ベルトの強度や設置スペースの広さなどを確認しました。

国交省の見解

国交省が2020年3月に「2人乗りベビーカーも折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とする」という方針をとりまとめました

国土交通省「乗合バス車内では二人乗りベビーカーを折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とします!」
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000235.html

これを受けて、多くの路線でベビーカーをたたまず乗れるようにバス会社がルールを改定しています🚌

三重交通株式会社 路線バスの利用状況

通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。

その中でもベビーカーを畳まずにそのまま乗車できる新型車両は、二人乗りベビーカーの強い味方✨

今回ご協力頂いた三重交通株式会社様では現在、所有する路線バスの約二割に当たる百十一両が新型車両に該当します。

いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。

三重交通株式会社 バリアフリー・環境保全への取組み
https://www.sanco.co.jp/company/company11/post.php

 

今回種類の異なる車両をご用意いただき
☑︎それぞれのバスの特徴や広さ
☑︎スロープでも横幅が違っていて自身の利用している二人乗り横型ベビーカーの横幅でも乗れるのか
乗れない場合は乗務員の方によって乗せて頂いたり
☑︎お金の支払い時はどのようにするのかなど
参加者にとっても、乗務員の皆様にとっても
気づきや学びの多い会になったと思います🤝

参加された方の声⁡

参加された方からは
「思ったよりしっかり固定されていて、子どもとの距離も近く安心」(生後10ヶ月の双子保育者)

「子どもがバス好きなので、乗り方がわかってよかった。一緒にバスで出かけたいです」(生後2歳9ヶ月の双子保育者)
などと嬉しいお声も頂きました💓

三重交通様より

三重交通四日市営業所の服部孝史所長様からは「できる限りの協力をしたいとあらためて感じた。ためらわずに利用していただけるよう社員教育も徹底したい」とお言葉を頂きました。

三重交通株式会社の皆様、ご協力頂き、まことにありがとうございました😭🙏

バスに二人乗りベビーカーで乗ることは非常にハードルが高く、周りにも気を使います。
ですが今回の体験を経て、私たちでも出来たんだ!乗れるんだ!という成功体験は非常に大きいと思います。

乗務員の皆様の研修にも繋がりますし、これからもぜひ定期開催にご協力いただけましたら大変嬉しく思います🙇‍♀️

 

 

 

 

【4/9予約締切】二人乗りベビーカーによるバス試乗会を4/15に開催します

【4/9予約締切】二人乗りベビーカーによるバス試乗会を4/15に開催します

三重交通株式会社様(以下敬称略)のご協力により、二人乗りベビーカーによる三重交通路線バスへの乗り降り試乗イベントを開催することが決定しました!

今回多くの方、特に三重県の方々に、バスに二人乗りベビーカーでも乗車できるという認識が広がることを願って、ふたばの運営メンバーで企画させていただきました。
今回の企画についてふたばメンバーの想い

ぜひ双子や三つ子などの多胎家庭の方、年子さんで二人乗りベビーカーをお持ちの方、参加してみませんか?
ご家族、兄弟の方も奮ってご参加下さい。

イベント詳細

  • 開催日:4/15(土)10:00〜12:00
  • 開催場所:三重交通四日市営業所
    (〒512-0934 三重県四日市市川島町4102−1)
  • 先着10組様
    すでに4組の方予約頂き、残りあと6枠です😊

【持ち物】

  • 2人乗りベビーカー

2人乗りベビーカーを持ってご来場ください。(縦型、横型種類は問いません)

事前予約が必要です(4/9締切)

参加希望の方は事前に予約をお願いします。
お問い合わせフォームまたはふたばLINE公式アカウントより下記5点を添えてご応募ください。

締切3/31まで💐

  1. お名前(フルネーム)
  2. お子様のお名前・年齢
  3. ベビーカーの種類(DUO シティ 縦型、ココダブル 横型など)
  4. 連絡先電話番号(開催中止時やコロナの関係等で緊急時にご連絡する場合があります)
  5. 参加希望の時間帯 下記よりお選びください🌱
    • 10:00〜
    • 10:40〜
    • 11:20〜

    ※3部制で行う予定ですが人数少なければ10:00〜開催予定です。
    その際は、分かり次第ご連絡いたします。

※メディアが来るので、取材を受ける可能性があります。
※バス会社の方も2人乗りベビーカーの乗せ方など、勉強を兼ねて参加されます。
※ふたばの活動報告用としてイベントの様子を写真撮影させて頂く場合があります。

ご協力のほど宜しくお願いします。

 

 

 

 

【ふたばの活動が実を結ぶ】「三重おもいやり駐車場利用証制度」期間延長 多胎は産後3年 全国最長!

【ふたばの活動が実を結ぶ】「三重おもいやり駐車場利用証制度」期間延長 多胎は産後3年 全国最長!

2022年9月、当サークル代表の中口が発起人となり、同じく共同代表の古川と共に600名以上の『多胎家庭おもいやり駐車場利用期間延長』署名を三重県に提出しました。

⁡そしてついにこの春、2023年4月1日よりおもいやり駐車場の利用期間が
☑多胎家庭 産後3年
☑単胎家庭 産後2年
と従来の産後一年半から大きく延長されました!✨

三重県公式HP「三重おもいやり駐車場利用証制度」における妊産婦の利用期間を延長します
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0323400087.htm

⁡特に多胎家庭の「3年」は国内最長の利用期間となります。

⁡この場を借りて
情報拡散や署名活動にご協力くださった皆様
お力添えくださった三重県市町の議員の皆様
そして決断してくださった三重県庁の皆様に心より感謝申し上げます‍。
ありがとうございました!

発起人:中口より

⁡まさか本当に期間が延びるとは思わなかったので驚きと嬉しさが同時にきました!✨

利用期間延長が決定した時は「やったーーー!!」ともう喜びまくりました。
1人でその日は普段は飲まないお酒を飲みました!笑

多くの方々の支えでこの活動が出来たと思っております。
そして活動を通してみなさんに【多胎育児について】知って頂けて嬉しかったです。

⁡今回のおもいやり駐車場 利用期間延長の件は、まだ小さな1歩にしかすぎないと思いますが
多胎育児する方達が「よし!今日は外に行ってみよう」と外出するきっかけになったらいいなと思います。

署名を集めようと思ったきっかけ

子どもが1歳2ヶ月ごろ、もうすぐ1歳半のおもいやり駐車場の利用期限が切れてしまう
まだ歩けないしベビーカーも必須だし…どうしよう?!という焦りからでした。

その当時は思いやり駐車場がどこの管轄かも知らない、市か県なのか、分からず市役所に連絡してしまいました。
その時の回答が「県の管轄なので、署名してみては?」(※もっと色々とお話を聞いて頂きました)

その、署名したら?の一言がありやってみよう!!!と思ったのですが、、、
どうしたらええんや?!と😇😇😇

地域の子育てサークルに所属して、そちらの先輩方に相談しました。
そこで協力してくれる、今のふたばの仲間に出会うことも出来ました。

今回、初めての署名活動で右も左も分からない状態。見切り発車でスタートしたこの署名活動。
署名していただいた方、署名に気付き拡散していただいた方、改めてこの場を借りて心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

協力してくださる議員の方々との出会い

Twitterで[四日市・市議]で検索し、その時まったく政党名、何に力を入れているとか、活動されているかも見ずに色んな方に協力してほしいとDM飛ばしました。
(あの時は急に連絡した方すみませんでした)

そこで四日市市議会議員 谷口周司さんと出会いました。
谷口市議を筆頭に各市町県議さんと集まって、多胎育児についての現状をパワーポイントにまとめてお話ししました。

実際に縦型ベビーカー、横型ベビーカー、車椅子を並べてそれぞれ押してみたり

  • 子どもを車に乗せる方法
  • トランクに乗せる方法
  • ベビーカーの置き場所がないね
  • 1人乗せてる時、もう1人が見えなくなるね
  • 縦型にはしなかったの?
  • 車椅子より幅が大きいね
  • 多目的トイレも作りによっては入れないね
  • 買い物も幅が狭くて大変だね。
  • 病院はどうしてる?
  • カフェとかはどうしてるの?

と、たくさん議員さん達に多胎育児について知っていただき、実物を見て触って、いろんな感想を頂きました。⁡

三重県議会での一般質問で利用期間延長について石垣 議員がこの件を取り上げくださったときは、私共多胎家庭の悔しさや想いまで議会へ届けてくださったように思えて胸が熱くなりました。

私どもだけではこんなに短期間にルール改正までは至らなかったと思います。
議員の皆様のお力添えあってのことです‍。

特に中心となってサポートしてくださった

  • 四日市市議会議員 谷口周司様
  • 三重県議会議員 石垣 智矢様
  • 自民党青年局の皆様(三重県議会議員 小林 貴虎様 ・四日市市会議員 平野 貴之様・菰野町議会議員 広田 なおき様、加藤 大輝様・津市議会議員 保田 勝平様、中田 耕平様、山路 さゆり様、龍神 啓介様・松阪市会議員 森 遥香様・伊賀市議会議員 西口 和成様 他多数の議員様)

その節は大変お世話になりました。
そして今後も多胎支援拡充に向けて、ご助力を賜りますと幸いです‍。

活動中に思ったこと

この活動中に「車椅子が使えなくなるのでは」と言う意見がありました。
おそらく譲り合いになるとは思いますが、双子三つ子などの多胎は1/100の非常にマイノリティ、かつ赤ちゃんの時期の利用はかなり限定的になります。
ですので大きく影響を与えることはなく、使えなくなることもありません。

私自身も小学生の頃から福祉に興味があり、車椅子ユーザーの方達も大変な事を知っていました。
また、双胎妊娠中は10歩歩いたら息が切れ、動悸と息切れが止まらず、車椅子に乗って買い物などをしていました。
妊娠中に使うと「病気じゃないでしょ」と言われた事もありましたが😅

今回の活動を通してマイノリティでも世の中を変えることができるということ
「当事者でなくても、あたたかく見守る」という社会への発信
多胎(双子や三つ子)についても広く知っていただければと嬉しいです。

  • 妊娠中の方
  • ベビーカーを使う方
  • 車椅子の方
  • 目に見えない持病を持った方

いつか自分たちの自分たちや周りの方々もなるかもしれないマイノリティ側
いつ誰がそうなっても、安心して外出できる未来に繋がれば幸いです。

今後について

現在、三重県多胎育児サークルふたばにて、古川と共に代表として活動しています。

実はこのサークルふたばは運営側も含めのんびり、ゆるくやっていこうという多胎サークルです。
⁡無理をしないのがサークルの基本なので、のんびりゆるりと活動ができたらなと思います☺️

今は寒いのでほぼ活動していないのですが、暖かくなったら多胎児ママさんとお散歩したり、外でレジャシート広げてお話ししたりしたいですね。
そんな中で日常生活での困り事や嬉しかった事、我が子ってこんなにかわいいの!とか色々お話しましょう☺️

SPECIAL THANKS

敬称略、順不同

  • 全国各地の多胎サークルの皆様
  • 地元 ひまわりクラブの皆さん(特に子守サポートしてくださった中森さん、岩原さん)
  • NPO法人つなげる(特に様々な多胎サークルとの橋渡しをしてくださった中原様)
  • 四日市市役所 こども保健福祉課 松尾様
  • 子育て応援ひろばくすまいるの皆様(特に相談に乗っていただき橋渡ししてくださった高橋さん)
  • 株式会社 シー・ティー・ワイ 松宮様
  • 生活協同組合コープみえ 山本様
  • 中日新聞 寺岡様

そして、ふたばサークルの運営メンバー全員に感謝です♡
あなた方がいなければきっとふたばを設立することも考えられなかった。ありがとう(´;ω;`)ウゥゥ

共同代表:古川より

今回やりたかったことの一つを共に叶えることが出来てとても嬉しく思います。
そしてご協力頂いた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

私は元々多胎支援事業を拡充してほしいという活動をしたいと思っていました。
多胎(双子・三つ子)は単胎児(お子様一人)に比べると虐待率が約2.5-4倍と非常に高いにも関わらず、行政などの用意してある支援で多胎に特化したものがほとんどありません。
用意された産前産後や育児の施策はあくまで子供は母体から一人しか生まれない、二人や三人など多胎児を基本設計に組み込んで施策を用意していないため、多胎家庭が利用したいときに断られたり、空きが無かったりして利用できません。

そんな虐待率の高さなど統計も出ているにも関わらず、特化した支援のないまま2018年に豊田市の三つ子虐待事件が起こりました。
大きく報じられ国も多胎支援へ自治体に補助金を出すなどの施策を報じましたが、実際は自治体を動かさなければ多胎支援は始まらない状況でした。
一人で市民意見箱に投書もしましたが軽くあしらわれてしまい、地元の多胎サークルに入団したのち、より柔軟に動けるようにと現在のふたばサークルを立ち上げました。

今回の活動を通じて行政の方にも声を届けさせていただく中で、四日市市の多胎支援事業は以前に比べてより多く増えました。
多胎家庭が何に困っていて何を欲しているのかを発信することが非常に大事なことを実感した次第です。

一人では難しいことも仲間が増えることや口にだす、発信することで変わる未来があることを感じました。
無理のない程度に多胎について今後も発信し続けていきたいと思いますので、どうかあたたかい目で見守っていただけたら幸いです。

今後同様な活動をお考えの皆様

私たちがどのように行政や議員の方々と打ち合わせをしたのか資料も全て下記サイトで公開していますので
何かご協力できることがあればぜひお声がけをいただければと思います。

プチひまわりクラブ(ふたば前身の名称)
https://petit-himawari.com/news

※2月末をもってこちらのサイトはふたばサイトへ移動しますm(__)m

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、私たちのできる範囲で情報提供やお話など可能です。
ぜひ他県でも多胎家庭の外出にむけて、同様の活動が広がることを願ってやみません。

 

【三重交通株式会社 路線バス】二人乗りベビーカー利用時の乗車について打ち合わせをしました

【三重交通株式会社 路線バス】二人乗りベビーカー利用時の乗車について打ち合わせをしました

1月19日に三重交通株式会社様(以下敬称略)乗合営業課および四日市営業所の皆様のご協力により、多胎児育児者が三重交通路線バスに乗車する際の利用方法についての打ち合わせへ行って来ました。

今回多くの方、特に三重県の方々に、バスに二人乗りベビーカーでも乗車できるという認識が広がることを願って企画させていただきました。

二人乗りベビーカーのバス利用の認識

多胎(双子、三つ子など)家庭では横並びの二人乗りベビーカーを使用する家庭が多くいます。
しかしその二人乗りベビーカーがバスに折りたたまずに使用できることを多くの方が知りません。

多胎家庭でも実に9割の人が「外出・移動の困難」としながらも、
電車とタクシーに比べて、バスはそもそも乗れるとすら思っていなかったというアンケート結果もあります。

多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート調査
https://florence.or.jp/cms/wp-content/uploads/2019/11/191107florence_press.pdf

国交省の見解

国交省が2020年3月に「2人乗りベビーカーも折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とする」という方針をとりまとめました

国土交通省「乗合バス車内では二人乗りベビーカーを折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とします!」
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000235.html

これを受けて、東京都は実証実験で安全性などを確認。
2021年6月から全131路線でたたまず乗れるようにルールを改定しています。

三重交通株式会社 路線バスの利用状況

通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。

今回ご協力頂いた三重交通株式会社様では『ベビーカーのお客様でも快適にバスをご利用いただけるよう、ベビーカーを畳まずにそのままご乗車いただける新型車両を順次導入いたしております』と心強いお言葉もいただきました。

いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。

三重交通株式会社 バリアフリー・環境保全への取組み
https://www.sanco.co.jp/company/company11/post.php

ふたばでは今回の打ち合わせを基に、乗務員の方や、双子を子育て中の保護者の方を交えて意見交換や実際に乗車降車する際の乗車体験会を開催できればと考えております。

また意見交換や二人乗りベビーカーによる乗車体験会の詳細につきましては詳細が決定次第、お知らせさせていただきます。

三重交通株式会社の皆様、多胎育児支援にご理解、ご協力頂き、まことにありがとうございました。

 

三重交通株式会社様に二人乗りベビーカーのバス乗車について質問しました

三重交通株式会社様に二人乗りベビーカーのバス乗車について質問しました

今回双子がよく使う二人乗りベビーカーの乗降について、県民の大切な足として親しまれている三重交通株式会社様にお問い合わせをし、掲載の許可を頂きましたのでご紹介させてください。

ふたばからの質問

2人乗りベビーカー乗車の際、大人1人だとベビーカーを入れる際困難な為運転手さんの補助はありますか?

乗車の際は乗務員がお手伝いをいたしますので、お声掛けをいただければと存じます。

東京都の方では双子ベビーカーや、ベビーカーもそのまま乗れるようになりましたが、三重交通さんの今現在情報と、これからどうなるのかを教えて頂きたいです。

弊社ではベビーカーのお客様でも快適にバスをご利用いただけるよう、ベビーカーを畳まずにそのままご乗車いただける新型車両を順次導入いたしております。

車椅子のステッカーの下に【車椅子利用がある場合は、車椅子利用者を優先してください】との記載がありまして、 大人1人で2人を連れて行き戸惑ったのですが、車椅子の方が途中で乗ってきたら私たちはバスから降りないといけないのでしょうか? 荷物+ベビーカー+子ども2人をどのようにしたらいいのでしょうか?

お申し出のステッカーは新車導入時から車両メーカーによって掲示されており、
確認いたしました所、国土交通省のバリアフリー整備ガイドラインに基づいた内容とのことでございます。

万が一、途中から車椅子のお客様がご乗車される場合は、ベビーカー・車椅子のお客様のどちらかに、ベビーカー・車椅子を畳んでいただき、通常座席をご利用いただきますようお願いさせていただきますが、どちらのお客様もベビーカー・車椅子を畳んでご乗車いただけない場合は、先にベビーカー・車椅子対応スペースを占有されていたお客様をご優先とさせていただきます。

車椅子やベビーカーを固定する為のバックルベルトが届かず固定が出来なかったのですが、延長できるものなどありますか?

誠に恐れ入りますが、ベビーカーの固定用ベルトは新車導入時より備え付けの物のみとなっております。
そのため、ベビーカーの大きさや形によって前述のベルトが使用できない場合は、
車椅子の固定用ベルトを活用するなど臨機応変に対応するよう今後は乗務員に周知をさせていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 

通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。

以前、まだ歩くのもおぼつかない、しっかりバスの椅子には座れない1歳10ヶ月の双子を連れて三重交通バスへ初めて乗車させて頂きました。
運転手さんのお名前をお伺いするのは忘れましたが、行きも帰りもとても優しく対応してくださりすごく感謝しております。

いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。
そのことがベビーカーを使う一子育て家庭としてとても嬉しく思います。

また、ステッカーの件は、ガイドラインがあるとは知らなかったです。教えて頂きありがとうございました。

バスがスムーズな運行が出来るように、利用者も出来る限り、事前にどの時間帯のバスに乗るのか連絡したり、ベビーカーの乗車方法について知ることも大切だと感じました。

お忙しい中、ご質問に答えてくださりありがとうございました。
乗車の際は三重交通ホームページをご覧ください。

三重交通ホームページ
http://www.sanco.co.jp/

三重県川越町役場へ多胎支援の要望書を提出してきました

三重県川越町役場へ多胎支援の要望書を提出してきました

10/19に川越町在住のふたばメンバーと共に、多胎支援に関する要望書を提出してきました。

要望に関しては担当部署様が違う関係で2部提出しました。

地域で多胎育児者を⾒守る仕組みづくりのお願い

現在「ふたば」には川越町の会員が1⼈在籍しております。
多胎サークルふたばは双⼦育児真っ最中の親による⾃主運営のため、限界があります。
そこで町全体で多胎児および多胎育児者を⾒守っていただけるような取り組みをお願いしたいと思い、今回要望に参りました。

川越町の多胎⽀援状況

  • 多胎児の年間出⽣数:約1-2 組
  • 多胎⽀援:無し
  • 多胎サークル:無し

ふたばができること

  • 多胎育児サークルとして川越町での開催や川越町⺠の多胎育児者の受け⼊れ
  • 多胎交流会の開催
    →活動場所や⾒守りサポーターの⽀援のお願い
    →保健師や助産師など⼦育てに関する専⾨職の⽅の参加のお願い
  • 多胎育児者として多胎育児に関する勉強会の開催
  • 多胎に関するアンケートの呼びかけ

多胎⽀援事業には国から費⽤半額補助あり

令和2年度に国からの多胎⽀援が1/2 の補助が始まり、三重県では桑名市や四⽇市市など近隣の市町が多胎⽀援事業の拡充を始めております。(現在三重県の11/29 市町で多胎⽀援事業あり)

多胎支援に関する要望

1 多胎妊婦検診補助について

単胎児(ひとり)の妊娠と違い、多胎の⾚ちゃんを妊娠した妊婦さんは、⾝体への負担が⼤きいため、その医療的管理を⽬的として妊婦健康診査の受診回数が多くなる場合があります。
多胎児(ふたご・みつご)を妊娠しても、妊婦検診は1冊しかもらえず、妊婦検診の回数を超えた場合は実費となります。超過分への補助をお願いします。
現在、三重県の市町では11 の市町が補助を開始しています。

2 ふたご⼿帖の配布

桑名市、四⽇市市では⺟⼦⼿帳をお渡しする際に多胎情報が詳しく書かれた「ふたご⼿帖」(1000円)を⼀緒にお渡ししています。
産前より様々な情報を知ることで、産後の多胎育児の負担を軽減し、不安解消につなげる取り組みです。
多胎の出⽣数が少ない市町でも導⼊しやすい取り組みとなっています。

3 育児負担軽減のための⽀援

多胎児の場合、管理⼊院などにより⼊院期間が⻑く、体⼒が低下した状態で育児がスタートします。そのため⾝体的な負担軽減が重要になります。

親族等の⼿が借りられる場合もありますが、中には⾝近な⼈の協⼒を得ることが難しいこともあります。
できるだけ⺟親の負担を軽減するよう、多胎児家庭向けにホームヘルパーの派遣やファミリーサポートセンターの利⽤補助⽀援をお願いします。

また、多胎家庭は普段のお出かけや予防接種、乳幼児健診に出かけることも⼤変です。
外出⽀援や健診受診の⼿伝いをするサービスを実施も合わせてご検討ください。
四⽇市では【産後ケア施設】【シルバー⼈材センターの保育⼠資格】を持った⽅が、⾃宅でのサポートや外出を⽀援してくれます。

4 保育園⼊園基準 多胎加点の設⽴

多胎児を保育園に預ける場合には、同年齢枠に2⼈分(みつごならば3 ⼈分)の空きが必要です。
兄弟加点のある地域は多くありますが多胎加点がなければ、異年齢の兄弟児を複数⼈預ける場合よりも、⼊園の確率は下がり不利となります。

育児負担や経済的負担の⾯からも、多胎家庭は保育の⽀援をより必要とする家庭です。
経済的不安を解消するためにも働きに出たいと考える⺟親は多いが、実際にすぐ保育園に預けることが可能な状況ではありません。
従って⺟親が必ず仕事を⾒つける事を前提として、多胎家庭における加点制度の普及が望まれます。

なお伊勢市では兄弟同時申し込み1点、かつその兄弟に多胎児を含む場合は2点追加の調整点を独⾃に設定しています。

5 公共交通機関の利⽤について

公共交通機関の利⽤は1⼈の⼦ども連れでも⼤変な中、多胎児は倍になります。
⼆⼈乗りベビーカーは幅も⼤きく場所を取ります。保護者の⽅も遠慮がちになってしまいます。
町全体で使えるよう声を上げてほしいです。

6 街づくりでの配慮

⾞椅⼦の規格は70cm 以下であることが⽇本⼯業規格(JIS)によって決められているが、これに対して⼆⼈乗りベビーカーの横幅は約70-77cm と幅広です。
街づくりをこれからするうえで、多胎児が⼀定数いることを知ってほしいです。

【多⽬的トイレ】

全て⾞いすを基準にしているので、⼆⼈乗りベビーカーの種類によっては⼊れなかったりします。保護者⼀⼈で連れている場合トイレで躓きます。

【公園や横断歩道⼿前の柵】

安全対策で柵の幅が狭くて、せっかく来たのに⼊れないということがあるので⾒直しを検討いただけると幸いです。

1 多胎妊婦検診の補助について
実施地域:四⽇市市、桑名市、鈴⿅市、津市、⻲⼭市、伊勢市、名張市、⽟城町、⿃⽻市、熊野市

2 ふたご⼿帖の配布
実施地域:四⽇市市、桑名市

3 育児負担軽のための⽀援
実施地域:四⽇市市、桑名市、志摩市、伊賀市、⽟城町

4 保育園⼊園基準 多胎加点の設⽴
実施地域:伊勢市

参考資料

ふたばでは多胎サークルでありながら、多胎支援活動に重きをおいている珍しい子育てサークルです。
今までの活動実績は三重県庁へのおもいやり駐車場多胎家庭利用期間延長の署名活動など、各市町の行政との交渉を行っています。

しかし、会員が住んでいる市町でしかこのような交渉は行えません。
現在、会員の住んでいる市町は四日市市、川越町と2拠点のみ。
もし自分の住む三重県の市町でもっと多胎支援の充実を図りたいと思ったら、ぜひふたばへの入会をおすすめします。

川越町がどう変わっていくか見守りたいと思います。